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パルワールドのサーバーのラグ対策


パルワールド専用サーバーをたて、そこでプレイしているときにラグが発生する場合この記事を参考にしてみてください。

なぜラグが起きているのか確認

まず、Escキーを押し、なぜラグが起きているかを確認します。画面右下に注目してみてください。

右下の値からラグの原因を探る

それぞれの値の目安とざっくりした説明は以下の通りです。

  • RTT:どのくらいラグがあるかの指標、60ms以下が理想
  • Jitter:どのくらい不安定かの指標(ラグが起きる頻度)、5ms程度で良い
  • Server FPS:サーバー負荷が高いと下がっていく、60FPSが理想

特にRTTやJitterが高い場合、サーバー側にラグの原因があると思います。

上記の値が理想的になっている場合、ゲームをしている側のPCのスペック不足と考えられます。

サーバーにラグの原因がある場合

サーバーにラグの原因があるとき、原因はサーバーの置いてある場所CPU性能にある可能性が高いです。

サーバーが海外においてある場合

サーバーが置いてある場所が海外の場合、日本国内のサーバーを使うように設定しましょう。日本国内のサーバーが使用不可であれば、できるだけ日本に近いサーバーを使うようにしましょう。

AWSであれば、ap-northeast-1にすればアジアパシフィック(東京)、ap-northeast-3にすればアジアパシフィック(大阪)に設定することができます。

サーバーのCPU使用率を確認

パルワールドを起動しているサーバーのCPU性能を調べるため、まずはサーバーのCPU使用率を確認します。以下の説明はLinuxベースのサーバーを想定します。

topコマンドを用いることでCPUやメモリの使用率を確認することができます。topコマンドを実行し、マルチコアを確認するために1キーを押下し、見やすさのためにtキーを2回押下すると以下の画像のように表示されると思います。

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上記の画像はCPUが12コアあり、ほぼCPUが使用されていない状態ですが、CPUが使用されている場合それぞれのCPUの横にバーが表示されます。もし、一つのCPUしかCPU使用率が上がっていない場合、シングルスレッドでサーバーが起動されている可能性があります。次の解決策を試してみてください。

パルワールドサーバーをマルチスレッドで起動

CPU使用率を見たとき、一つのCPUしか使用率が上がっていない場合、パルワールドのサーバーがシングルスレッドで起動している可能性が高いです。サーバーの起動オプションに-useperfthreads, -NoAsyncLoadingThread, -UseMultithreadForDSを付与して起動すると改善する可能性があります。

CPU性能の高いサーバーを使う

topコマンドを実行し、1を押下した時にコアが一つしか表示されないとき、サーバーのCPU性能が足りていない可能性があります。パルワールドのサーバーのCPUは推奨値が4コアで、少なくとも2コアはほしいです。プレイ内容や同時接続人数にもよりますが、最低限2コアという感覚です。AWS無料枠のt2.microではかなり厳しいと思います。AWSのインスタンスであれば、r6i.largeが2コア16GBでおすすめです。