マインクラフトプログラミングで図形を描く
本記事は旧ブログより引っ越した記事です。元の記事は2020年12月16日に作成したものなので、情報が古くなっている可能性があります。
この記事ではマインクラフトとコードコネクションを用いて、プログラミングによって図形を描く方法を紹介します。マインクラフトでプログラミングができるようになる環境構築については過去記事を参考にしてください。
コードコネクションを開き、新しいプロジェクトを作ります。適当に名前を付けましょう。私はdraw_figure
という名前にしました。
簡単な例
まずはワールド座標を用いて三角形を描画してみましょう。適当に3つブロックを置きました。それぞれのワールド座標を使って三角形を描画します。
プログラムは以下のようになります。線を3本分作成し、ワールド座標で先ほどのウールのある座標を入力します。矢印の色がウールの色に対応しています。緑から青へ、青から赤へ、赤から緑へ線を引くことで三角形を描くことができます。
正五角形を描く
プレイヤーからの座標を用いて正五角形を描画してみましょう。まず、正五角形の座標を計算する必要があります。
自分で計算してもよいですが、私はカシオさんの計算機を使って正五角形の座標を計算しました。URLにアクセスし、以下の値を入力しました。
- 正N角形のN:5
- 中心から頂点までの距離L:30
- 角度オフセット:0
結果として、以下の座標を得ることができます。
x | y |
---|---|
30 | 0 |
9.270509831248422723069 | 28.53169548885460716349 |
-24.27050983124842272307 | 17.63355756877419387506 |
-24.27050983124842272307 | -17.63355756877419387506 |
9.270509831248422723069 | -28.53169548885460716349 |
これらを四捨五入してプレイヤーからの座標に入力し、5点を結ぶ線を描くことで正五角形を描画することができます。
実行例とプログラムは以下の通りです。
正角形のNの数、中心から頂点までの距離を色々と変えてやるといろいろな正N角形を描画することができます。
応用:☆マークを描く
五角形を描画するプログラムの座標の順番を変えてやると、☆マークを描画することができます。
実行例とプログラム例は以下の画像の通りです。
他にもいろいろなアレンジが考えられるので試してみてください。